ウッドショックからみえた信州県産材の魅力
深刻な木材不足による木材価格高騰が2021年に起こりました。
原因の一部はコロナ感染症の世界的な巣ごもり需要の増加によって建築が増えました。
この様な要因も相まって
- ・アメリカ産材
- ・カナダ産材
- ・ヨーロッパ産材
などの日本が輸入元としている木材が極端に少なくなってしまいました。
昨今の住宅は強度を必要とする大きな材木の役8割を価格が安い輸入材に頼っていたと言われております。
それにより2021年6月頃から住宅業界全体で木材の争奪戦が始まり輸入材は以前の2倍近い価格まで高騰してしまいました。
長野県では林業の支援のために信州県産材の需要拡大を推進
一方、これまでの日本の林業は安い輸入材におされ、ここ20年〜30年でかなり厳しい状況が続いていました。
そんな中、長野県では兼ねてより厳しい林業の支援のために信州産材の需要拡大を推進しており、信州県発祥の唐松の木を支援していただいていました。
槇の木一級建築士事務所でも、こどもの居場所木質化事業や住宅の内外装で唐松の板を使った家づくりや家具づくりの取り組みを進めて参りました。
現在、信州産(東北信地域)の唐松の山林は樹齢60年〜80年を迎えており、唐松の特性の粘り強く強度に優れた梁が取れる大きさに成長しています。
長野県は森林が多く家づくりの最適な環境
長野県は森林が多く地元の木を使った家づくりに最適な環境が揃っていると言えます。
唐松材を人工的に乾燥させて経年変形を少なくする技術も進歩し、使いやすく強度の高い信州県産材唐松を大切に利用また育てて行くことで、これからの活躍がとても楽しみです。
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